piece〜すべてがそろうまで〜


「なぁ、知廣。お前どうしたんだよ??おまえ、走ること好きだったろ?それに、今はあんなに楽しそうにやってたバレーもやらないでクラスの奴らともつるまない。なにがあったんだよ?



「私のこと最低だって思わないの?」


「は?なんでそんなこと思うんだよ?」


「なんでって、私はあんたの彼女を事故に合わせたんだよ⁇」


「あれはお前の、知廣のせいなんかじゃない。俺のせいだよ…。俺がお前達に何にも言わずに消えたから…」


直哉…、そんなに自分を責めないで?
その時直哉だって苦しんでいたんだから…


「それこそ違うじゃん。私があの時すぐに帰ろうって言ってれば今も直哉と和歌葉は幸せだったんだよ??」


「なぁ、俺はいつ幸せじゃないっていったよ。よく考えてみろよ。今、俺たちが生きてるだけで奇跡なんだよ。それだけで幸せだろ?それに和歌葉だって頑張って生きたるだろ⁈お前の今言ってたことは和歌葉を使ったただの言い訳にしかならねーよ。」


「私だって…


まって、今私はなにを言おうとした⁇
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