piece〜すべてがそろうまで〜


私はなんともいえない気持ちで、ずっと下を向いていた。


「えーと、なんかごめんな?お前が困ってるように見えたから来たけど余計困らせたよな。じゃ」

あっ、お礼いわなきゃ…

まって?私にそんなこといえるの?

だめだよ。もっと冷たくしないと…


こうして結局何も言わずに借り物競争は幕をとじた…

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