涙が枯れる日 Ⅰ【完】
1日ぶりの学校
今までとは変わらない
ガラガラ
私が教室に入ると一斉に見てきた
しかし、すぐに皆は私から視線を逸らした
「桜花ーーーーーーー!!!!!!」
これは、これは鬼の形相で私のもとに来るつかさ………
そうだった、私つかさになんにも言ってなかった
「お、おはよ」
私が苦笑いをしながら言うとつかさは
「おはようじゃない!私がどんなけ心配したと思ってるの????」
こ、怖いです。つかさ様ーーー
「ご、ごめん。ほんと色々あり過ぎて…」
「話してもらうから!」
き、強制ですか。ですよね〜
「はい」
「素直でよろしい」
そして私は一昨日(オトトイ)、昨日の事を全て話した……
そしたらつかさは涙を浮かべた
「ごめんね。そんなに辛い時に一緒に居てあげられなくて」
「何でつかさが謝るの?言わなかった私が悪いのに」
「でもその橘?って人居なかったらあんた死んでたかもなんだよ?もう!これからは自殺なんて考えないで!」
お願いだからとつかさが言った