涙が枯れる日 Ⅰ【完】
う、嘘だー
私は天龍の事だけでもかなり目立っているのにこんな車で登校なんかしたら余計変だよー
そんな事を悶々と考えていたら考えていることが分かった遥斗が
「心配するな、裏門の近くに止めてもらうから目立つ事はねぇよ」
俺も組の事はバレたくねぇし、っと遥斗が言った
そっか!遥斗今まで騒がれた事ないよねー
てか、遥斗学校来てなかったよねぇー(笑)
「桜花早く乗れ」
いつの間にか車の前まで行っていた遥斗は、私が車に乗るようにと言った