涙が枯れる日 Ⅰ【完】
「ねぇ、遥斗?」
「なんだ?」
「遥斗学校なかなか行けないんじゃないの?」
前に仕事が忙しくて学校に行けなかったって言ってた
「桜花は俺と付き合ってる。付き合っているって事は俺の弱みにもなる」
「弱み?」
「あぁ、桜花は俺にとって大切だ。だから敵に桜花の存在がバレたら桜花は狙われる」
「狙われるって………誰に?」
「桜花は天龍の姫をやってた時、天龍の敵チームに狙われなかったか?」
そう言えば………
「狙われた事ある………」