涙が枯れる日 Ⅰ【完】
そして今日は遥斗と隣街のショッピングセンターでデートの約束をしている
デートって初めてだらかどんな格好をしたらいいのか分からなくて悩んでいた
う〜ん。やっぱりつかさに聞こう………
そう思ったのでつかさに電話をすることにした
――――プルルル-プルルル-
「ぅ〜ん?もしもし」
うわー、つかさ眠そう。
「ごめん!こんな時間に電話して」
そう。私が電話をしたのは朝の5時
すごくつかさには申し訳ないけど……
「ぅーん、てかどうしたの?」
「あのですね………その………」
私がネチネチと言葉に詰まらせていると
「なんなのよ。こんな時間に私を起こしたのよ?それなりの理由があるんでしょーね?」
はい。つかさ様怒ですね……
「で、デートの服装を聞きたくて……」
「へぇ〜、桜花も乙女ねぇ」
電話越しでケラケラと笑ってるつかさ
「そ、そんな笑わなくても…」
「ごめん、ごめん。で?どこに行くの?」
「ショッピングセンターに」
私がそう言うとふーんっと言って考えこんだつかさ
「やっぱ勇気出して女の子らしいワンピースにしな!」
「ま、マジっすか」
「そんぐらいしなさい!」
「はい。ありがとう!ごめんね起こしちゃって」
「いーえ!今度パフェ奢ってね♪」
「わ、分かった」
そしてつかさと電話を終わった