涙が枯れる日 Ⅰ【完】
**親友**
――――――――ピリリリ
「………ぅん」
うるさい
うるさい目覚ましを止めてもう一度寝た…
――――ブ-ブ-ブ-
私は電話の音で目を覚ました
ふと時計を見ると………
――――10時15分
や、やばい………
遅刻だ………
はぁ〜っとため息をついているとまた電話がなった
そう言えばさっきも鳴ってたな………
急ぎの用事が何かかな?
私がそーんな甘い考えで誰からか名前を見ると……
「は、遥斗!?」
わ、忘れてた………