涙が枯れる日 Ⅰ【完】
**初めて**
そして私が引っ越した次の日…
朝起きるとお父さんが仕事に行っていて、家にはもう居なかった
一体お父さんの仕事は何なんだろう?
疑問に思いながら学校に行く準備をした
そろそろかな………
私がそう思った時だった
――――ブ-ブ-ブ-
ほら!きた!
凄くない?遥斗からの電話の来るタイミングまで分かるようになっちゃってるの!
自分を褒めならがら電話に出た
「もしもし?」
「用意は済んだか?」
「うんっ!バッチリだよ!」
「そうか、なんだ?今日はテンション高いな……」
「アハッ!まぁ〜ね!」
「まぁ、もうすぐ着くから」
「はーい