涙が枯れる日 Ⅰ【完】
遥斗はそれに気付きさらに力強く抱きしめた………
「桜花が俺を信じねぇでも俺は桜花を信じる」
遥斗の真剣な声が、耳元で聞こえてドキドキと心臓がうるさくなった…
遥斗の言葉を聞いて安心してる自分が居る
「私も遥斗の事は信じれる」
私の言葉に遥斗は、抱きしめる力を緩くして私の顔を覗いてきた…
その顔はどこか嬉しそうで
「不安になったら俺に言え」
そう言って、私の唇を塞いだ……
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