涙が枯れる日 Ⅰ【完】






「言おうと思ってる」




言わないか迷ったけど流石にこれ以上ひどくなっても嫌だから言う事にした






「そっか!ならいいけど」






「ありがとつかさ、心配かけてごめんね」





そう言うとつかさは、苦しそうな顔で



「桜花が傷ついてるのにほっとく訳ない」


「逆に心配かけてくれた方が安心する」


と言って笑ってくれた







「ありがとう。つかさ大好き」





私は自然に笑みがこぼれた



「うん。桜花は笑うとやっぱ可愛い」




そう言って嬉しそうに笑っていた






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