涙が枯れる日 Ⅰ【完】
事件
私はご飯を食べて、お風呂に入ってベッドで寝転がっていた
ブ-ブ-ブ-
突然携帯が鳴った
電話を掛けてきたのは雷輝だった
雷輝は天龍の総長で、内田雷輝(ウチダ ライキ)
と言う
「もしもし?」
「俺だ」
え?私軽く俺俺詐欺にあってるよー(笑)
誰からか分かるにしても名前ぐらいいーなよ
とか心ん中でツッコミながら電話にもどった
「うん。どうしたの?」
「いや、最近桜花倉庫に来なくなったから」
「あー、私最近用事で忙しくてね」
「そうか。ならいい」
え?なにそれ?どうでもいい感じ?
なんかショックー
てか、絶対俺様入ってるよ雷輝…
「うん。明日は行けたらいくね」
本当に理子ちゃんからの嫌がらせのせいで気まずくて、倉庫にはなかなか行けていない
嫌で行っていないのと違うから寂しい…
でも、理子ちゃんとはあまり関わりたくない
だから寂しくても倉庫には行かない。
「そうか、じゃーな」