涙が枯れる日 Ⅰ【完】
俺は訳が分からなくなり桜花にひどい事を言ってしまっていた…………
その途端、桜花はさっきとは違って怒った顔をして言い返してきた………
やっぱりさっきの顔は作りものだったのか…。
俺はそう思った
桜花の言葉は俺らをイライラさせる言葉だった
俺はつい、イラついて「お前に天龍を語る資格はない」何て言ってしまった
そう言うと桜花は怒ったって言うより、何かを失ったみたいな顔をしていた
俺達はまだ知らなかった…………
どんどんと忍び寄る真実に……………