涙が枯れる日 Ⅰ【完】
はぁ、はぁ、はぁ、
ドカッ
走る事に夢中になってて、誰かが居たのも気がつかなかった
「いてぇーな」
この声………まさか
「誰だ……………てめぇか!ふざけんなごら」
よりによってまた天龍に会うなて…………
でもこんな事に時間を使っていられない
「ごめん。」
私は一言謝ってまた走り出した
「おい!逃げんのかよー」
快の笑い声が聞こえていたけどそんなのはどうでもいい………
早くママに会わなくては