涙が枯れる日 Ⅰ【完】
遥斗の出会い
桜花との初めての出会い……
それはただの入学式だった
「おーい遥斗、お前高校からはその目立つ容姿隠してけ」
突然の親父からの命令……
「はぁ?なんでそんな面倒くさい事しなきゃダメなんだよ?」
「お前のその容姿は裏の世界では有名だ。まぁ、表の世界でもだろうけどな…」
親父は苦笑を浮かべながら言った
確かに俺は小学生の時から女にモテていた…。
それは歳をとるごとに激しくなっていった……………
だからって容姿を隠すか?
「別に隠す意味ある?」
俺が言うと親父は、「お前は高校生から若をやってもらう」と言ってきた
「はぁ?まじかよ」
「そうだ、だからお前は危険な目に合いやすくなる。だから少しでも減るように変装して高校に行け」
そう言う事か………
確かにいろいろと目をつけられるのは面倒だ…………
「分かった」
そして俺は自分の本当の姿を隠し高校に入学した………