RMV~ルームメイトはヴァンパイア



「ギャハハハ!!!
まじで言ってんの!?


何それ!
超ウケるんですけど!!


さすが千愛のお父さん!
神の領域だね!


アハハ!ダメ!お腹痛い!!

無理無理!笑いすぎて死ぬ!!!」



学校の昼休み…
人影の少ない中庭で昼食を食べながら、私は現状を説明していた。



親友の瑞希が、涙を流しながら腹を抱えて爆笑している。




爆笑の理由はただ1つ…。




それは遡ること数時間前。



私が朝目を覚ますと、家にいるはずの父がおらず…。


1枚の置き手紙だけがそこにあった…。






< 3 / 53 >

この作品をシェア

pagetop