臆病な私でも恋はできるのか。




朝、学校に来てみれば何だか女子からの視線が痛い気がする。

朝は彰人くんと来た。

この視線は何なのだろう…?



「野茨さん」



私に視線を向けていたうちの一人がそう彰人くんに声をかけた。



「な…何か?」


「お昼休み、ちょっと話があるの」



威圧的な女の子に萎縮した様子を見せながらこくんと頷く彰人くん。


話…?
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