臆病な私でも恋はできるのか。




「あ!じゃあもしかして…」


私の耳元で、こっそりと、


「好きになれた…ってこと?」


そう問いかけてきた。


「うん…あと…彰人くんに…その…告白…されちゃった」


「うそ!本当に?おめでとう!」


「あ…ありがとう」


自分のことのように喜び強く手を握ってくれた。


元の姿に戻った状態で話すと距離が近くて嬉しい…
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