臆病な私でも恋はできるのか。




いつの間にか寝てしまっていたのか気がつけばもう日本に着いていた。


携帯を開き時間を確認すると、お昼過ぎになっていた。


荷物を持ち、空港を出ると、お母さんの姿が見えた。



「ただいま!」


「おかえり!どう?良い経験になった?」


「もちろん!お父さんとの生活もなかなか楽しかったよ」


「そう!それは良かった!」


久しぶりにお母さんの顔をみてなんだかとても安心した。

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