臆病な私でも恋はできるのか。
「じっ…じっとして下さい!」
「ふ…ふははは!あはは!」
身体を洗うとくすぐったいのか笑い出す柊くん。
「みっみなさん起きてしまうので、静かに…」
「そうだった…っでも!…ふっ…」
私が力加減分からなくて優しく洗っているから余計くすぐったいのかな…
「あ、あと少しなので…!」
頭を洗っているときは気持ちいいと言っていたのに…
少し時間はかかったけれど、なんとか洗い終え頭をタオルドライし、今度は私を洗うため濡れてはいけないのでバスタオルをきつく体に巻く。
いよいよ私の番。