臆病な私でも恋はできるのか。
「ああ、そうだ!食べ終わって歯を磨いたらみんなでショッピングに行こう!」
その雪柳さんの一言で私たちは朝からショッピングに向かうことになった。
一応お家から少しの荷物は持ってきたといっても、殺風景なお部屋では柊くんに申し訳ないと思っていたから丁度良かった。
みんなでということで、雪柳さんの大きなな車に乗せてもらうことになった。
清潔に保たれた車内にはおしゃれな曲がかかっていた。