鏡と瞳



「まっ、それはいいや。
けどこれだけは言わして。
夢の一部しか知らないかもだけど、
その夢が偽物だとは思ってないし
その夢の事ちゃんと好きってこと。」

「う、ん。」


「あとはどんな夢でも嫌いにはならんはず!」



はずって…。曖昧だなあ。


「だから、やっぱり俺別れたくないわ。
我が儘言ってるのは分かってるけどさ。」




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