償いのprincess〜2度目の仲間〜《下》
レディース???
なに…それ。
そんなこと考えてると、また盛大なため息が聞こえた。
「レディースは、女の族。
姫は必要はないでしょ?」
なるほど…。
…ん?でも待って。私と沙奈はいいとして、他のメンバーはどうするの?
喧嘩できる女子は少ないんじゃ…
「気づいた?それには問題点があるでしょ?」
…あ、でも教えればいいんじゃない?
媚びるような性格じゃない人なら教える!
「教える。それなら、問題なくなるでしょ?」
「そうね…。でも、それまで俊介とどう接するつもりなの?
舞は一旦やめとけば?」
それは考えてた。
だけどまだ俊介に顔合わせできない。
「休学するよ。3ヶ月くらい。
その間にレディース作る。」
「わかった。俊介にはそのうち戻るって言っとくね。」
沙奈は本当に頼りになる。
レディースの族名まで決めてくれた。
〝舞〟私。桜舞の舞でもある。
〝華〟女。美しさ。
それで、舞華となった。
人数は100人。
沙奈の族、闘竜に協力してもらって人数を集める。