償いのprincess〜2度目の仲間〜《下》
〝舞華〟人数合わせ
〜♪♪〜♪♪〜♪♪
朝からうるさく鳴り響く携帯。
ねむ…。
誰…
携帯の画面には、〝大希〟と表示されていた。
ああ、そっか。休学してるんだった。
みんなそのこと知らないから心配してるんだ。
着信履歴が30件もあった。
その中に、俊介からの着信はなかった。
「はぁ…」
一応私服に着替えた。
その時、また携帯がなった。
私は急いで携帯を見た。
〝沙奈〟
沙奈か…
「もしもし。」
「なにその暗い声。俊介だとでも思ったわけ?!」
図星です。
「まぁ、それは置いといて。
今日人数集め行こう!」
ちょうど暇だし、いいかも。
「行くっ!」
「ん。じゃ、闘竜呼んでおくね!
6時に駅で!」
そう言って、電話はきれた。