死神のお仕事


「はい!よろしくお願いします!」


と、大きな声で返事をし、私はまたここで死神として働く事になった。人間としても死神としても生きていく生活の再出発である。

でももう私は迷わない。私が私であれば、道は続いていく。それを進む道のりで、私は一人では無いと知っている。

私を助けてくれた、私を傍で見守ってくれる死神。サエキさんと一緒に、私は今日も私の人生を前を向いて生きていくのだ。


死神であろうと、人間であろうと変わらない、母から貰った、私らしさで。


「あー、私の形をしたサエキさんの心が仕事したくないって言ってる」

「うるせー」


以前には無かった軽口を叩きながら、今日も私は私の為に、元気に楽しく頑張って働きます!






ーー死神のお仕事 完


< 265 / 265 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

破れた最後の一ページ

総文字数/18,377

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る
君のヒーロー

総文字数/9,833

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
君の嘘は宝物

総文字数/24,920

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop