ことば

「俺の部屋3階だから先行ってて」

「お、おけ」



遼の匂いがたくさんある。




3階に行くと部屋は2つあって1つは遼の部屋。

もぅ1つはよくわかんない。


遼の部屋のドアには“りょう”と看板が飾ってあった。

「ガチャ」

びっくりした。

意外と部屋はきれいだった。. . .


とりあえず部屋に入り真ん中らへんに立ってみた。


一般的な部屋。


勉強机。ベッド。小さめのテレビ。漫画棚。ゲーム類。クローゼット。ゴミ箱。

ちゃんときれいにあった。


ぼーっとしていると遼が来て頭を軽く叩かれた。

「何つっ立ってんだよ」

「いや、以外にきれいだなって思って」

「は?ふざけてんだろ(笑」

「いや、本当にさ(笑」

「まぁ俺様の部屋だからな(笑笑」

「あーそれは絶対ありえないかな(笑」

「てめぇ(笑」

「はーい?(笑」

「ちっ(笑。まぁ適当に座れよ」

そう言われ私はベッドに腰かけた。

遼はイスに座った。


< 16 / 24 >

この作品をシェア

pagetop