Doll girl
雄治「さっきまで威嚇しとったのにね?沙彩猫みたいー♪かわいいー。それに身長伸びたね」
『太陽に浴びたから…かな』
絶対皆がビックリするほど身長は伸びたと思う。
今朝だけで視界が5cm上に上がった気がするから…。
私はお兄さんの胸の中から顔を出して、お兄さんを眺めた。
雄治「っ上目遣いは照れるよ?//」
『?…あの人は…』
雄治「…んー強いからねぇ…。そういえば、まだ何も説明してなかったよね?
俺は雄治ね。おまえのお父さんはこの暴走族の総長だった人」『…』
雄治「俺はその時の副総長なんだ。」
自分の父がここの総長…
『…あのね…お兄さん』
雄治「ん?」
私はお兄さんの膝をまたいで、向き合った。