欠詞-カケコトバ-
私たちはじっと、次にテレビが何を言うのか待った。
…。
すると、
「…お、おーい、その、大丈夫?大丈夫だったら、返事して?」
研究員さんは心配そうに、こちらに手を振りながら、聞いてきた。
…あれ?
聞いてきた?
…もしかしたら?
「…あ、あのっ。」
恐る恐るテレビに話しかけてみた。
「あ、うん、何?」
テレビの中の研究員さんは、多分返事をした。
まだ信じないよ。
「あの、これ…話せるんですか?」
「…今話してるからね。…あぁいや、ごめんごめん。うん、話せるよ。」
また優しく返事が返ってきた。
間違いないね。
でもうちのテレビ、電話は出来ないはずだけど。
…。
すると、
「…お、おーい、その、大丈夫?大丈夫だったら、返事して?」
研究員さんは心配そうに、こちらに手を振りながら、聞いてきた。
…あれ?
聞いてきた?
…もしかしたら?
「…あ、あのっ。」
恐る恐るテレビに話しかけてみた。
「あ、うん、何?」
テレビの中の研究員さんは、多分返事をした。
まだ信じないよ。
「あの、これ…話せるんですか?」
「…今話してるからね。…あぁいや、ごめんごめん。うん、話せるよ。」
また優しく返事が返ってきた。
間違いないね。
でもうちのテレビ、電話は出来ないはずだけど。