先生、甘い診察してください*おまけ短編集*
俺、好きなの?
「そりゃあ……夏依ちゃんの事、大好きだけど」
一緒にいて癒されるし。
「いやいや。そっちの好きじゃなくて、LOVEの方だよ!」
なんか、一皮むけたような気がした。
そっか。
日向のおかげで、やっとわかった。
「そっか!俺、夏依ちゃんが好きなんだ!」
だから一緒にいると楽しくて、ドキドキして、癒されるのか。
「マジありがとー!お前のおかげで気持ちに気づけたよ!」
日向の両手を握って、とにかく感謝しまくった。