先生、甘い診察してください*おまけ短編集*



「ねぇねぇ、2人で何話してたの?僕も仲間に入れてよ~」

「ダメダメ!お前には関係のない話だから!」

「え~」

「んじゃ、夏依ちゃん、がんばってねー」



華麗にウィンクをして去っていく櫻田先生を見つめながら思った。




「……がんばろう」


ほんの少しだけ彼方くんに……積極的になってみよう。




「えっと~、話が見えないんだけど……」

「智也先生にはまた今度、じっくり報告しますよ」


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