先生、甘い診察してください*おまけ短編集*
「今思えば、2人が結婚したのは、必然だったのかもね……」
いやいや、純。
何、かっこつけて語ってんだよ。
つーかお前、もうしゃべるなよ。
「ロリコンとおじさん好きっていう特殊な2人だったから、必然的に上手くいったのかも」
「そうかもしれないけど、でも~」
「何?俺の見解に不満でも?」
「あのね、あやちゃんと僕が結ばれたのは……運命なんだと思う!」
「運命って……さむっ」
「きっとあやちゃんとは、運命の赤い糸で結ばれて」
「おっさんが真剣な顔して気持ち悪い事言うなー!」
こいつら、2人の時はいっつもこんな馬鹿らしい会話してんのかね。