先生、甘い診察してください*おまけ短編集*
「ただいまぁ」
夜。
無事にお仕事を終えて帰宅すれば……。
「智也さん、お帰りなさい」
パタパタと玄関まで走ってきて、わざわざ出迎えてくれるあやちゃん。
ピンクの可愛いエプロンまでつけてる。
「もうすぐご飯できますからね。優くんは今、寝てますから」
「はーい」
リビングに入って真っ先に目に入ったのは……。
「これって……」
テーブルの上に置いてある、エースが表紙になってる雑誌。