先生、甘い診察してください*おまけ短編集*
この気持ちにはカギをかけるしかない。
「じゃあね、彼方。また来るね」
「あぁ。いつでも来て」
買い物を済ませて、あやはさっさと帰っていってしまった。
一気に虚しくなる心。
俺はもう、あやしか好きになれないのか?
他に好きな人なんてこの先、できない運命なのかもな……。
~♪♪
「あ、メール。ってか携帯、ポケットに入れたままだった……」
慌ててポケットから携帯を出すとメールがきてた。
差出人は……夏依ちゃん。