人生 ~私が生まれた理由~
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目を覚ますと周りは真っ白は
世界だった

そこへ一人の男性が入ってきて
「気分はどう?
二日間も寝たままだったから
おじさん心配だったんだよ」

と話す良く知らないおじさん

「おっさん、だれ?」

素直な質問を問いかけると
笑いながらとあるものを見せてきた

「僕は警察官の山田修一郎です
君が深夜徘徊をしていて保護しようとしたら
倒れたんでいまは警察病院ですよ」

あ、あの日のこと本当だったんだ

「おまわりさん、わたし
あの家には帰りたくないの」

思い出すだけで息が苦しくなる

「何か、家であるのか?」
「もう、やなの・・・











あんなやつの性欲処理なんて
もう嫌なの」

お巡りさんは驚いていた
私はそれを告げると過呼吸になり
お巡りさんとの会話は無理になってしまった

元気になった上、詳しく事情聴取
され、私は施設に行くことが決まった

ようやく終わる、あの生活
さよなら杉本亜美。
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