人生 ~私が生まれた理由~

卒業後かぁ・・・

ぶっちゃけ今の自分には
未来なんて見えなかった

そして転校した中学での
唯一語れる女の子
山岸美那香が声をかけてきてくれた

「あみ〜!!
教室こないの〜??
男子も寂しがってるよ〜」

「なんかめんどくさくて!笑」

「あみ、見た目は派手だけど
中身はめちゃいい人だから女子たちも
話せばわかると思うんだけどなぁ」

「あはは笑
ありがとねみな!」

それからみなとたくさん話した

好きな男の子のタイプ
みなの彼氏について
転校先の恋愛図について

みなはどこかりるに似てた
りる、元気かな
あいたいなぁ

気付けば私は三年生

「あみ〜!!
同じクラスだね」

みなは笑顔で話しかけてくれた

「本当だ!みな一年宜しくね!」

みなとなかよく
クラスまで行くものの入るのが怖かった
みんなは私を受け入れてくれるか

「あみ、大丈夫だよ」

「うん。はいる」

がらっ・・・

一瞬静かになったものの
みんな声をかけてくれた

「亜美ちゃん?だよね!!
うちら話してみたかったんだよねー!」

「あ、本当??嬉しいありがと」

ニコって返すと
女子がコソコソと話し始めた

「杉本〜!おれ小山!!」
「おれ浜崎!」「俺は池末!!」

「えっと、小山くんに浜崎くんに
池末くん?」

「そー!
サッカー部だから暇な時見においで!」

「ありがとね! あみサッカー大好き!」

男子三人組はあみに顔を
合わせてくれなくて
みんなで見つめあってた

あみ、なんかしたかな・・・
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