world
昼休憩になるとアヤナミが男子に囲まれていた。

千「李羽!今日も行くの?」
李「ん」
千「いってら!」

千郷と別れて、あの部屋に行く。

「アヤナミさぁん。俺たちと一緒にご飯ー!」
ちろりとアヤナミを見ると、ビクビクした感じを見せつつ、やんわり断っていた。

廊下を歩くといつものように女子にキャーキャーと言われ、急いで奏太達の所にいった。

ガラッ
奏「りぃうぅう!!わわわ!止まんねー」
李「…んぅ?!」
チュッ…
と言う効果音で離れた唇。

明「…ああああぁー!!」
零「ななにしてんだてめー!」
李「…はぁ…。殺す。」

奏「わぁぁあ!まってまって!今のは行きよい余って当たっただけだよっ!」
李「…そうなのか。じゃ。メロンパン」

ソファーに座り、メロンパンを食べる李羽を見て、三人はそれでいいのかよと思う。

明「それより、転校生どう」
李「は…どうって何が…?」
明「…かっこいい?」
李「知らねー。劉邦はかわいいって」
皆はメロンパンを食べるときの李羽は口数が多いことをこの前知った。

零「アヤ…。」
李「知り合い?…か。魁斗は帰ってきたって良ってたし。」

ガラガラッ
「零さん!明久さん!奏太さん!秀様!」
……。
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