world
休み時間
恵「李羽っ…トイレ行ってくる」
李「…ん?どうした?」
いつもだったらそんな事言わないのに…と思った。

恵「え…うん!まぁ行ってくるよ!」
李「あ…あぁ」
李羽は、悲しそうな顔の恵が居た気がした…。

5分後
李「遅い」
劉「絢浪さんのことか?大きいのじゃねぇの?」

李羽は、いやな予感がして教室を飛び出した。

奏「あー!りぅちぃ」
曲がり角で奏太と会った。
い…急いでるんだが…
しかも奏太だけ…

李「恵は…」
奏太はぅーんと唸った後、あっち…と、指を指した。

李「体育館…?」
奏「もしかして、あれ友達じゃなかったの?!え…やべぇだろ…また登校拒否とか…させたくねぇ」
李「あぁ…同感だ。」


体育館の裏は人が通らない。
人の声が聞こえた。

奏「アヤ…っ!」
李「待て」

李羽は潜めて、覗いた。
人数は5人

「まだこりないのぉ」
「てか震えてるし!笑えるー」
「さっさと李羽様から離れなさいよ…ドブス」
「てか学校から消えろ」
「李羽様もそう思ってるはずだわ!」
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