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一回、深呼吸をし、心身を落ち着かせる。
李「秀は」




…私の目の前で

李「…」




…私の腕の中で




李「秀はっ!」





…血を吐き

李「…しゅぅはぁ…」




…そして…そして…最後に私と零の事を考えて…




奏「大丈夫か?」



李「死んじゃったの!」

零・奏「え…」

李「秀とあんたの家…組だろ?!



長男の彼は有望視され、狙われていた。




私は中学の部活…空手部で秀と出会い



…交際したのよ。」

奏「え…ちょっと待てよ!死んだ?




秀が死んだ?!」






李「えぇ」



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