world



この季節、女性ならこれくらい当然。

和風な家に入り。靴を脱ぐ。




奏「だぁかぁらぁ!奏太だってば!おっちゃんちげぇ!くそちび!」



李「???」
子供の声がする。

スーッとふすまを開けた。
明「あーりうく…ん?!」




零「ほぅ…いてて…ひっぱんなガキ」



奏「きゃぁん!かわいいかわいいかわいい!」

俺の今の格好?そんなん聞くなばか。




へそしたまであるシフォン方の白い洋服に黒いパーカー、ハンパンに長い黒い靴下。

まるで女、されど女。

明「え?あれ?どちら様で?」
李「山霜李羽です」



明久が金魚になった。

零は、もう、行かなきゃ。やること分かってんな?と言い、明久のそばによる。
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