バンパイヤ×暴走族



「モー…出ていきなよ」
クルンクルンの髪をピンでオールバックにしている彼は可愛い系。


ダボダボのセーターも可愛い。

「あぁ?美人だな」
例えるならば狼…いや、百獣の王かな。
ジャラジャラとピアスやネックレスをつけている。


一番不良ぽさを醸し出している。

テ「名前は?メガネ君?」
「は?知らないのですか?」



テ「あれ?初対面だよねぇ?ティナ知らないよ?」



ほかのメンバーも少し驚いていた。
「千秋(チアキ)ですよ」



メガネ君はクール何だが、八重歯がかわいく出ている。





テ「…千秋君だね!」
「ははっ…お前おもしれぇな…。俺は棗(ナツメ)だ。棗で良い」
ヤンキー君は棗。

「僕は和(かず)…。聞いたんだから出て行くよね?」
可愛い系は和君。

「暁(あかつき)。さっさとでてけ」
とっても血が美味しそうな彼は暁。
黒い髪に赤メッシュを入れている。

ギランと光る瞳はティナを映していた。

棗「ちげぇっての!…お前ティナだっけ?」
テ「うん」

棗「おれたちゃ恐れる暴走族…龍会だ!!」
龍会…。No.1の族、周りに敵無しと言われるほど恐れられている。







棗が自慢げに語った。
ー怖がって欲しいのカナ?



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