バンパイヤ×暴走族
ティナは保健室を出て、中庭の木陰で休んでいた。
ー和君可愛かったな…
テ「…だぁれー?」
千「何だ。ぶりっこはおいてきたのでは無いのか」
千秋が優美に笑った。
それがティナに確信をもたらした。
テ「ふっ…アンタがいるからあいつ等には私のフェロモンが効かないのだろ?」
千「よくわかったな。我がはAレベルのバンパイアだ」
千秋はティナの横に座った。
テ「して、Aレベルのバンパイア…チャイルチ・アキミティさんは何で彼らといる。SSレベルの真似事のように彼らを守る」
ティナのややつり目がちな瞳が千秋を映した。
千「…Aレベルはとにかく適当に血を取り、魔界に輸送したらいいんでね。それ以外は自由なので」
テ「へぇ…」