ハンパイヤ×暴走族 2
何の権限があって一般生徒を追ってるんだ!
そして先輩方はティナの言葉にカチンときたのか、罵倒が始まる。
胸倉を掴まれ、急に視界がマダラになっていく。
テ「っ!!!!」
体中の産毛が粟だった。
これはいつもの感覚だ…。
ヤバい。……貧血……
クラァと視界が歪み、…微かに甘い匂いとともに誰かがきた。
そいつの顔をみようとするが歪み、分からない。
テ「……ぅぷっ」
わかることは
この甘い匂いは……曉の甘い匂いじゃないこと…。
ガラガラと音を立てて、ドアが閉められたこと...。
そこでティナの意識が途切れた。