GAP SCHOOL ! !☆
ドアを開けば
カラカラ……
第二教室について、後ろのドアから開けて入ると、中には3人の男女がいた。
「須藤リンカさんですね、こちらにどうぞ」
教卓のところに立っている女の先輩が、あたしに微笑みを向けながらそう言う。
あの人が、あたしに手紙を送ってきた人かな。
清楚系の、キレイな人。
長い黒髪がさらさらしてそう。
あたしは、ショートの女の子の隣に座った。
あ、この人、知ってる。
隣のクラスの神崎さんだ。
すんごい毒舌なんだよね、話したことないからわかんないけど。
その向こうに座るのは…、あ、イケメンくん。
春輝くん?だっけ、名字知らないや。