大切な君
今日から高校生。
今日は入学式だったから早く帰れる!
上機嫌で帰ろうとしていると後ろから声をかけられた。
「あの、古屋七海さんですか?」
「は、はいそうですけど・・・」
「ちょ、ちょっと来てください。」
「?」

言われるがままに、私は体育館の裏へついて行ってしまった。
た、体育館の裏と言えば告白だよね・・・ま、そんなわけないかw
予想は的中した。
「今日一目惚れしました。付き合って下さい!」
じ、人生初めての告白だった。
で、でも私には好きな人がいる。
「ダメだよ。こいつ俺のだから。」
「ゆ、優希なんでいんの!?」
「古屋は黙ってて。次こいつに手え出したらぶっ殺すからな。」
「おもんねー彼氏もちかよ。」
そう言って名前も知らない男子はどこかへ行ってしまった。
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