大切な君
「はーあぶね。」
「優希なんでいたのよ。」
「いつも通り一緒帰ろうと思ってたら男に連れられていったからさー・・・。」

私と優希は家が近い幼馴染み。いっつも喧嘩してばかりだったけど、私をよく理解してくれて・・・優しくしてくれて・・・好きだった。

「優希、帰ろっか!」
高校でも一緒に帰ってくれるんだ・・・
嬉しい気持ちを抑えて言った。

不意に腕を引っ張られた。
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