《詩集》夢枕
喧騒日和
『喧騒日和』
ヘッドフォンに手をかけて
そっと蓋を開けてみたんだ
信じてみても良いんだろう
君の言葉はホントだと
鉄の扉が溶け落ちる
嘘の錠前かけていた
触れたくないもの隠そうとして
だけどもう要らないんだね
静寂に慣れた鼓膜に
突き刺さる喧騒が心地いい
錆び付いた僕の何かが震えてる
触れたらきっと好きになるって
いつか聴いたあの声が
この中にも在ればいい
君の言葉はホントだったと
返せる距離に居ればいい
ヘッドフォンに手をかけて
そっと蓋を開けてみたんだ
信じてみても良いんだろう
君の言葉はホントだと
鉄の扉が溶け落ちる
嘘の錠前かけていた
触れたくないもの隠そうとして
だけどもう要らないんだね
静寂に慣れた鼓膜に
突き刺さる喧騒が心地いい
錆び付いた僕の何かが震えてる
触れたらきっと好きになるって
いつか聴いたあの声が
この中にも在ればいい
君の言葉はホントだったと
返せる距離に居ればいい