《詩集》夢枕

カタストロフィー

『カタストロフィー』


爪先にカラス
蹴り飛ばして笑む

手のひらに光路図
かなぐり捨てて炮烙

衝動のまま
壊してしまえばそれでいい

君は露命
秩序に終点
黒い犬が吠えている
胸の内を染めている

変えるのは君だけで
変わるのは君だけのため

遠い未来に僕らはいない


例えそれに気付いていても

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