その笑顔をずっと
始まり


ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……


朝が弱い俺は目覚まし時計を3個止める所から1日が始まる


1人暮らしをしているので誰も起こしてはくれない

誰か起こしてくれーー!!
と思いながらベランダでタバコを吸う


一服を済ましてから余裕を持って起きれない俺はバタバタと出勤していく


会社までは車で15分程度なのだが会社ではギリギリ出勤で有名だ

かなり大きめの工場で契約社員をしている


出勤して
「今日もいつものように藤田さんギリギリですね♪」
声をかけてきたのは後輩の金井君だ

彼はこの会社の正社員で入社の時から俺が教育し、今では唯一なんでも話し合える奴である。

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