星の導き
「なにも聞けませんでしたね」


ショボーンとするハク


まあそうだよね


聞けた話といえば人類の死とかそういう話だけ



もしそれが本当ならばこの世界はどうなるのだろうか?


そうなったとしてあたしはどうすればいいのか


待ち合わせ場所に指定した噴水の音だけが周りに響く


草花がかれえいるせいか、それとも夕暮れで少し暗く感じているだけなのか


ただ2人でぼーっと過ごしていると



「光ーどうだったのさ」


走るミルの頭の上でベルが叫ぶ


それ目立つって


「なーにも成果はなかったよ。あったといえば…」


あたしは少し息切れした3人にあった事を話す


「ダメだったって事か」


スグルがため息をはく


しょうがないでしょ!


だめだったんだから


「そっちはどうだったんですか?」


ハクが聞くと


「少し聞けたぜ」


とスグルが自信満々に話し始める
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