不器用な恋愛


あ…えぇと…この状況は…


突然の出来事に俺は頭が真っ白になった。


「ご…ごめんね!つい怖くて…っ」


岩崎瑠璃はハッとして俺から離れた。


「いや…大丈夫です…。」


やべ…俺いま絶対顔赤い。


ゴロゴロ…バーンッ!!


「きゃっ!!」


岩崎瑠璃はその場で目を瞑り耳を塞いだ。


「うぅぅ〜…」


「大丈…夫?」


俺がそう言うと


小さく首を横にふった。


その瞬間……






俺は無意識に抱き締めていた。



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