メニューとあの人
『fool』と書かれたシックなお店の前に止まった。
「ここどこ?」
キョロキョロしていたら、ミヤが
「ここはね~さっきの映画にも出てたカクテルが置いてあるとこよー。」
・・・カクテル。
「?!・・・ちょっと!ミヤ、私お酒飲めないんだよ。
知ってるでしょ?」
そう、私はお酒を飲むと記憶がなくなるし直ぐに酔っちゃうから飲まないようにしてる。
でも・・・
不敵に微笑む相手は、
「あら、知ってるわよー。
でも、さっきの映画みたく飲んでみたくない?
私が奢るし、行きましょう。」
って、私の返事も聞かずズルズルと私をお店のなかに連れていった。
カランカラン
静に響く扉を開けて中は落ち着いていて、なんか場違いな感じのとこだった。
でも、カクテルとか置いてあるとこって言いながらお酒の匂いがしない。
店内はピアノのBGMが流れていてなんか場違いながらももうちょっと、いたいなって思うとこだった。
ミヤは、私をカウンターのとこまでつれていって
「何にするー?」
「だから私わかんないって!
できれば、あんま強くないのがいいなー」
「わかったわ。じゃあ杏にする?
飲みやすいと思うわよ~。」
「杏?よくわかんないけど、ミヤに任せるよ。」
「じゃあー決まりね。」
といって、ミヤはバーテンダーに私のと自分のを頼んだ。
出てきたのは、杏になにかのフルーティーな味のオレンジ色のカクテルと薄い紫色のカクテルだった。
「ミヤのそれなに?」
紫色のカクテルを飲んだミヤに聞いた。
「うーん、ベリーのカクテルね。
美味しいわよ。飲んでみる?」
と、私に言った。
飲んでみたらたしかに美味しかった。
ベリーの酸味とでもさっぱり感がよかった。
「美味しいね。」
どのくらい飲んだんだろう・・・
だんだんと、意識がはっきりしなくなった。
ぼんやりしてきて、眠くなってきた。
「サクノ?」
肩を揺らされている気がする・・・。
「寝ちゃったのね〜」
クスリ
「本当に・・・
可愛いな。サクノ
俺を警戒しなすぎて。」
「ここどこ?」
キョロキョロしていたら、ミヤが
「ここはね~さっきの映画にも出てたカクテルが置いてあるとこよー。」
・・・カクテル。
「?!・・・ちょっと!ミヤ、私お酒飲めないんだよ。
知ってるでしょ?」
そう、私はお酒を飲むと記憶がなくなるし直ぐに酔っちゃうから飲まないようにしてる。
でも・・・
不敵に微笑む相手は、
「あら、知ってるわよー。
でも、さっきの映画みたく飲んでみたくない?
私が奢るし、行きましょう。」
って、私の返事も聞かずズルズルと私をお店のなかに連れていった。
カランカラン
静に響く扉を開けて中は落ち着いていて、なんか場違いな感じのとこだった。
でも、カクテルとか置いてあるとこって言いながらお酒の匂いがしない。
店内はピアノのBGMが流れていてなんか場違いながらももうちょっと、いたいなって思うとこだった。
ミヤは、私をカウンターのとこまでつれていって
「何にするー?」
「だから私わかんないって!
できれば、あんま強くないのがいいなー」
「わかったわ。じゃあ杏にする?
飲みやすいと思うわよ~。」
「杏?よくわかんないけど、ミヤに任せるよ。」
「じゃあー決まりね。」
といって、ミヤはバーテンダーに私のと自分のを頼んだ。
出てきたのは、杏になにかのフルーティーな味のオレンジ色のカクテルと薄い紫色のカクテルだった。
「ミヤのそれなに?」
紫色のカクテルを飲んだミヤに聞いた。
「うーん、ベリーのカクテルね。
美味しいわよ。飲んでみる?」
と、私に言った。
飲んでみたらたしかに美味しかった。
ベリーの酸味とでもさっぱり感がよかった。
「美味しいね。」
どのくらい飲んだんだろう・・・
だんだんと、意識がはっきりしなくなった。
ぼんやりしてきて、眠くなってきた。
「サクノ?」
肩を揺らされている気がする・・・。
「寝ちゃったのね〜」
クスリ
「本当に・・・
可愛いな。サクノ
俺を警戒しなすぎて。」